アトピー 脱毛

かゆくて眠れない

アトピーとは、小さい頃からの付き合いです。
特に幼少期は、我慢することができないため、容赦無くかいてしまい、そこがかさぶたになってしまうほどでした。見た目も赤くなるし、なにもないお友達がとても羨ましかったのを覚えています。
かさぶたになると、さらにその部分がかゆくなるため、夜はかゆみで眠れないほど。親に背中をかいてもらわないと眠ることができない日も多く、かなり苦労してきたと思っています。
特に夏のあせもができやすい時期は、膝の裏や、肘の裏が症状がひどく、ただれたようになってしまうこともしばしば。かゆくて泣きそうになっていることも。
家族で温泉旅行に行った時には、硫黄の成分の強い温泉だと、アトピーの傷に染みて、とても痛かった記憶があります。しかし、温泉の成分は、アトピーにきくようで、そのあとしばらくは症状が少し軽くなりました。
大人になってからも、あせもの時期に加えて、特に冬の乾燥した季節はかゆみがひどくなることがあります。ただ、子供のときと違い、自分で飲み薬や塗り薬を使うことができるので、病院の先生と相談しながら上手に取り入れるようにしています。
今でも、ステロイドの塗り薬に抵抗は少しありますが、やはりかゆみを抑えるには塗り薬が一番です。先生のアドバイスを元に、少しずつ使うよりは、一回でしっかり塗るようにし、使う頻度を少なくすむように心がけています。
睡眠不足もよくないと思うので、薬と上手に付き合いながら、夜にかゆくて眠れなくなることが少なくなればいいな、と思っています。

 

 

 

私は子供の頃からアトピー性皮膚炎で、母から聞く限り、赤ちゃんの頃から痒くて眠れず泣いてばかりだったそうです。ありがたいことに、顔にはあまり症状やかゆみが現れないのが女性としては救われています。特にアトピー症状が現れやすいのが、体の間接部分の肘の曲がる部分や、膝の裏の部分、あと首でも現れます。子供の頃は日々、痒い日が多かったように思いますが、大人になってからはある程度我慢できるようになったのでそんなに荒れることはなくなりました。しかし、やはり季節の変わり目になるとかゆみが出てきて、一度掻くと血が滲むくらいまで無心で掻いてしまうこともあるので、早めに皮膚科に受診して強めのステロイド軟膏をいただくことにしています。普段から足を出す服装はしていないので、足は気になりませんが、夏場になると腕を出すことが多いので他の人の視線を感じることもあります。アトピー症状が治まっている時期でも、以前掻いてしまっている皮膚は薬と掻いた跡で肌が少し黒ずんでいるので、「あ、この子アトピーだな」とわかりやすい状態です。病院で採血をするときは、腕の肌の傷で血管が見つけにくいそうで、よく手の甲からの採血をされます。手の甲は内出血もしやすく、傷みが強いので、アトピー性皮膚炎じゃなければ良かったのにとその度に思い、看護師さんにも申し訳なく思います。現在、私自身妊娠がわかったばかりで、自分の子供もアトピー性皮膚炎になる確立が高いと言われたので、重いアトピーにならないように、食生活や保湿をできるだけ心がけたり、色々勉強しようと思っています。